小さな潮だまりの底に、横倒しになっていた緑色の瓶。
拾ってみたら、憧れのヘチマコロンの瓶でした。

実ったヘチマ棚を描いたエンボスと、少し深めのグリーンが素敵です。

「日本のレトロびん」という本に詳しい掲載を見つけて嬉しいです。
それによると、これは昭和初期~1933年頃のタイプの製品のよう。
(ほぼ同じ時代の「ヘチマコロンクリームびん」というのも気になりました。)
ヘチマコロンは現在も周知の化粧品会社で、容器の素材は変わっても
おなじみのローションや乳液などいつでも手に取れるものと思っていました。
が、先日最寄りのドラッグストアでは見かけませんでした。

今年は春にヘチマの種を蒔き、成長したヘチマと瓶を一緒にupしたいなどと
スローな発想でいましたが、季節が変わるとすっかり忘れてしまうのがオチなのです(笑)